機能性パッケージ・機能性包装資材

オリジナル機能性パッケージ「Nシリーズ」
機能性包装資材の開発・設計・製造販売

「機能性パッケージ」「機能性包装資材」という言葉は、あまり馴染みが無いと思います。包装産業、特に段ボールメーカーについて話をしますと、段ボールは国内で消費する物がほぼ１００％の製品ですが、人口減少等による理由での市場減少の中、いかに早く、いかに安く作るかという”競争産業”となっています。その為メーカーは、数億円という巨額の投資を行い、大量生産を行っているのが実情です。

このような競争に弊社のような零細企業が立ち向かえる訳がありません。

しかし、段ボールの可能性は梱包するだけではないと考えます。最近では、段ボールの新しい可能性が各社で考案され、家具や什器、遊具、おもちゃなどが発売されています。

弊社では段ボールの構造を見つめ直した製品を特に多く製造しています。これまで廃棄し辛かった金属管に代わって段ボールにする事により後処理が容易で、リサイクルもしやすくなったという声を伺ったり、折り畳めず嵩張るだけの発泡スチロール容器に代わって、段ボールの長所でもある「折り畳みが可能」である事から省スペース化が出来、お客様であるスーパーなどから喜んで頂いております。

お客様からは、最初戸惑ったものの今までにない体感でもう手放すことが出来ないといったお声も多くいただいております。これに甘えること無く、常に常識を疑ってお客様の求めるものを追求する姿勢で商品開発に取り組んでいきます。

零細企業だからこそ出来るきめ細やかな対応

ジャパンパック株式会社は平成１１年１月に創業を致しました。

現在も、弊社売り上げの５０％を占めるヒット製品「Nパック」は、大手の接着剤メーカーをはじめ、多くのユーザー様にご採用頂いています。お客様が望まれる形態やスペック仕様、あるいはロット等もそれぞれ異なりますが、ここまで「Nパック」が成長できたのには各ユーザー様にきめ細かく対応させて頂いたからと考えます。また「Nパック」をはじめ、他の製品にも言える事ですが、「製品」が営業をしてくれるというシーンに、よく対面します。

「○○会社さんの製品を見たんだが、ジャパンパックさんの製品だよね」と、よく電話が掛かってきます。また、新聞記事を見てお電話を頂き「御社でこんな製品ができるなら、当社のこの仕様で作れないか」という問い合わせの電話です。それらを一つ一つきめ細やかに対応させて頂き、実績を積む事で、新たな信用を得てきた事が、今日の弊社があると考えております。

当初はなかなか売り上げに結びつかなかった製品が、今ではスタンダードとまでなっており、この事実は弊社が長年成功・失敗を経重ねて来た結果、本当にお客様にとって良いものを追求する姿勢で開発を進めて来れたことが大きな要因だと確信しております。