main 個人経営の悩みは、本業以外のことにも自分の時間がさかれてしまうことと大ロットの発注ができないことである。ジャパンパックのNフラワーを使えば、花の箱詰めにかかる時間が従来の3分の1になった。
さらに、3種類の箱を室田仕様で作ってもらえたという室田農園さんにお話をうかがいました。

— 室田農園さんについて教えてください。

室田さん :私は、富山市婦中町で農園をやっています。15年になります。その前は、農協で営農指導をしていました。 葬儀、ブライダルなどの業務用にトルコギキョウなどを栽培していて、出荷割合は県内が2割、県外(東京、札幌の市場)が8割です。

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栽培するトルコギキョウ

 

■箱を組み立てるのに1個3分もかかっていた。

— 年間、どのくらいの箱を花の輸送に使うのですか?

室田さん:うちは個人の農園なので少ないですよ。 忙しい秋で1日に50ケースかなあ。
週に3回花を詰めるとして1週間で150ケースくらいですね。
秋で1000ケース、1年全体では3000ケースくらいです。

— ジャパンパックのNフラワーを使ったきっかけは?

室田さん: 正直、花を育てるのに手いっぱいで、輸送に使う箱づくりに時間をかけていられないからね。
箱づくりに手間がかからず、鮮度も落ちず、水も漏れないで主役の花がきちんと届く。
それがNフラワーでした。
最もありがたかったことは、1個組み立てるのに1分もかからなくなったことです。

以前使っていたものは、こういうものです。 外箱と中の台紙と水を入れる袋を用意します。
外箱と台紙をテープでとめ、水を入れた袋をセットしてテープでとめ、最後は外箱をテープで止めて出荷。
1個組み立てるのに3分はかかりました。手作業ですからね。
箱詰め作業のために日中の時間を使えませんからその前日の夜にするのですが、
夜遅くまでかかって箱詰めしていました。
静岡の農園などでもこの方法でやっていると聞いていましたから、こんなものかと思いながらやっていましたけどね。

あと、水の入った中袋を自分でテープでとめますから、出荷先から「袋がはずれて水浸しになっている。」と電話がかかってきたことがありました。もう、品物ではなくなっていました。
そんなときにNフラワーの説明を聞いて、使いたいと思ったのです。

~従来つかっていた縦箱~

外箱の段ボールを用意します。

外箱の段ボールを用意します。

袋に水を入れたものを台紙にセットし完成。  完成まで3分もかかります。 とてもやっていられません。

袋に水を入れ、台紙にセットし完成。
完成まで3分もかかります。
とてもやっていられません。

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完成はこんな感じです。輸送中に水がこぼれて花がダメになってしまったこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

これがNフラワーです!!!

箱を開くと、一体化している袋も同時に開きます。 あとは、この中に水を注ぐだけです。

箱を開くと一体化している袋も同時に開きます。
あとは、この中に水を注ぐだけです。

 

■ Nフラワーと従来の箱を徹底比較1~Nフラワーは進化した縦箱~

— Nフラワーを使用してみて、いかがでしたか?

室田さん:組み立てる時間が全然かからなくなりました。 箱に袋が一体化されていて、箱を組み立てると同時に中袋も完成します。 水を入れても1個1分で組み立てられますので、以前の3分の1の手間ですむようになりました。

— 水がこぼれたりしませんか。

室田さん:ジャパンパックの長田社長に、水を入れてテストをしてもらい問題ありませんでしたし、
出荷先の市場からも問題ないと言われています。縦にしたまま輸送しますしね。
強度に関しても「つぶれている」と言われたことないし、これでいいと思っています。

— 以前の箱とNフラワーにかかるコストはどのくらいちがいますか?

室田さん:社長にはもう少しがんばってもらいたいけどねえ(笑) 以前の箱が外箱1つ150円くらいで中の台紙と袋を買って、全部でだいたい200円くらいだったと思います。 Nフラワーは、私のものは1つ230円ですので安いというものでもないけどね。 しかし、Nフラワーを使った今となっては以前のやり方には戻れません。もうあんなひどいことはやりたくないよ(笑)

 以前の箱  Nフラワー
 1箱を組み立てる時間  3分  1分
 1箱にかかるコスト  約200円  230円

(※値段は、ご発注量、仕様により異なります)

■ Nフラワーと従来の箱を徹底比較2~縦箱と横箱~

— 室田さんは、水を入れられない横箱を使っていたこともあるとお聞きしました。

室田さん:はい。水を入れられないのでしおれてしまわないよう、できるだけ翌朝のセリに近い最終のフライトに間に合うように、貴重な日中に箱詰めしていました。
しかし、それでも水を入れられる縦箱とくらべたら到着時の鮮度はかなり落ちました。 今でも近県に輸送するときは、輸送コストが安い横箱を使います。しかし暑い日中のトラックに花を積むとすぐにしおれるため、夜に運送会社に直接持ち込んでいます。大変ですよ。

それに、横箱は上に荷物が積まれることもあるため、つくりが頑丈でなければいけません。ですから、保管するときにかさばるためスペースをとります。 Nフラワーは、横箱の半分のスペースですみます。

ヨコ箱は安定せず、積み上げにくいです。

ヨコ箱は安定せず積み上げにくいです。

■型代がかからない提案をしていただきました。

— 長田社長からされた提案でうれしかったことはありますか?

室田さん:はい。うちは3種類のサイズちがいのNフラワーを作ってもらっています。
サイズも、3種類ともうちの花に合わせたサイズにしてもらっています。 ふつう、3種類作るとなると、型代がそれぞれ10万くらいずつかかると言われました。

しかし、私は年間に3000ケース(約72万円)しか使わないのに、型代だけで30万円以上もかかるのは大変。 そこで、長田社長が、型代が最初の1つにしかかからない提案をしてくれたのです。

— どのようにしたのですか?

長田:ふつう、長さ、幅がちがうと、型はそれぞれ作らないといけません。 室田さんには、ご要望に応じ、型を作らない方法をご提案しました。ですので、底と上部はガムテープを自身で貼っていただく必要があります。

型を作れば、テープを使わずに梱包できるものが提供できますから、さらに時間の短縮が可能になりますよ。

室田さん:以前に比べたら3分の1の時間でできるようになったから、ガムテープ貼るくらいなんでもないですけどね。

長田:「小ロットの注文なのに型代が30万円もかかるのはきびしい」と室田さんから言われたとき、型を作らなくても機能を備えた箱ができないかを考えました。 室田さんと打ち合わせし情報をもらいながら、型がなくても作れたことは、私にとってもいい経験になりました。 こうやって、お客さんと二人三脚で製品づくりをするのが、私は本当に楽しいのです。

「お客様と二人三脚で製品づくりがしたいのです」 長田

「お客様と二人三脚で製品作りがしたい」 長田

■ジャパンパックの代表 長田はこんな人

— 長田社長はどのような人ですか?

室田さん:社長は、小さい個人に対しても丁寧に対応してくれますよ。お願いしたら400ケースくらいから作ってもってきてくれる。面倒だと思いますよ(笑) あと、社長は慎重な方で電話が結構かかってくるよ。提案するのに何回も足運んでくれたり。 また来られたん?それくらいで来なくてもいいよって(笑) こんな小さいところにそこまでしてもらって申し訳ないくらいだね。

長田:最近は、個人で農園を経営しておられる熊本の方からの問い合わせもあり、うれしいかぎりです。私は、大手にはできない小回り、融通のきく対応を心がけています。

最後に、Nフラワーの「段ボールと中袋の一体化、かつ、たおれても水がこぼれない構造」そのもので私は特許を取得していますので、他メーカーがこれをそっくり真似することはできなくなっています。

さらに、ポイント部分のみ袋と段ボールを付着させ、中袋だけをはずして段ボールをリサイクルしやすいように環境にも配慮しています。

— 室田さん、最後に、室田さんの夢をおしえてください。

室田さん:今まで15年やってきましたが、7年くらいたってようやく東京の市場からあてにしてもらえていると感じるようになりました。トルコギキョウを作りにくい時期は11月。そのときに、ガッチリとしたものを出荷すると喜んでもらえます。ここ2年ぐらいは安定して出せているので、これからが頑張りどき。出席簿をこのまま置いてもらえるよう、しっかりやっていきたいと思います。

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